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オンライン公開講義 “立ち止まって、考える” 社会学 – 「コロナ」が露わにした現代社会(全2回)

情報公開時期 2021年9月5日、9月11日
情報提供元 人社未来形発信ユニット

解説

社会学を専門とする、伊藤公雄先生(文学研究科名誉教授)による講義動画。
新型コロナウイルスは、現代世界の脆弱性を露わにさせました。特に日本社会においては、政府の対応のミスも含めて、行政組織の機能不全、医療問題、デジタル化の遅れなどさまざまな問題が顕出しています。そこから見えてくるのは、1990年代以後停滞してきた日本社会の混迷する姿だったのではないかと伊藤名誉教授は指摘します。現代日本社会のかかえている「病巣」を探り、今後ますます深化する少子高齢の日本社会のなかで、どのようなポスト「コロナ」が構想できるのかについて考えます。