研究成果

命をどこまで操作してよいか : 応用倫理学講義

情報公開時期 2021年9月22日
情報提供元 慶應義塾大学出版会
著者 澤井努

解説

ES細胞やiPS細胞、遺伝子操作といった先端科学技術によって、私たちの生活や命のあり方が大きく変わりつつあります。それは、人々の救いになると同時に、計り知れない危害をもたらす可能性があります。本書は、「道徳的地位」の考え方を導入することで、「命の操作」に関する代表的な問題を整理し、リスクとベネフィットを評価しながら、何をどこまで認めるのかを実践的に考えていきます。